小学部

小学部elementary course

コース案内

　近年、サッカーやダンスなどの習い事に熱心で、“塾”には中学生になってから通えばよいと考えるご家庭が増えています。
　その結果、小学生で学習する内容が十分に理解されないまま中学に入学してしまい、すぐにつまずいてしまいます。更にわからないまま学習を進めてしまい、どんどんわからなくなって学習が嫌いになる悪循環に陥ります。

　事実「中学での学習についていけない」という理由で、中学から入塾してくる生徒をみてみると、今までの基礎ができていないケースがほとんどです。
　特に中学３年生から入塾してくる生徒の場合、積み重ねの科目である「英語」・「数学」では顕著にその傾向が現れます。その遅れを１年間で取り戻すには、かなりの学習時間と量、エネルギーを費やすことになります。逆に、小学生での基礎ができている生徒は、中学での学習もスタートから余裕を持って取り組めています。もちろん、定期テストや内申点でも上位校を狙える結果を残しています。

　大人になると実感しますが、勉強に限らず子どもの頃に学んだことはたいてい覚えています。小学生は様々なことがいくらでも吸収できる時期です。この大事な時期に、習い事だけに明け暮れるのではなく、たくさんの“知識”を身に付け、将来に結びつけて欲しいと考えます。そして、学ぶことの素晴らしさを感じて欲しいと思います。

講座内容

●小学個別講座

　本講座は、学習の基本となる算数・国語を個別指導しながら、指導の柱である“自分に合った学習方法”や“生きる力”を子どもたちに身に付けさせていきます。
　学習内容はすべて個々のレベルと理解度に合わせて個別にカリキュラムを作成。塾頭がきめ細かく指導します。基本的な流れは、まず毎回繰り返し実施される「基礎力テスト」（30分）で基礎力を定着させます。次に新しく学習する単元の説明と問題演習（60分）となります。
　「基礎力テスト」は、毎月成績優秀者を発表して学習意欲向上を図ります。良い意味で、生徒たちは競い合い、常に切磋琢磨しています。
　問題演習については、各生徒の理解度によって内容を変えていきます。つまづいた単元があればそこまでさかのぼり理解するまでじっくり学習を進めます。理解度のある生徒は発展問題まで学習を進め、中学進学に必要な算数並びに国語の基礎力を育てていきます。
　特に算数は、絶対にミスをしない「計算力」育成を目標に、中学数学との関連を意識した「割合」・「速さ」、特に「関数」・「図形」を重視した学習に取り組みます。できるだけ小６生の３学期には中学の予習に入り、中学入学後のスタートダッシュが容易にできるように配慮します。学習習慣形成を目的に、家庭学習で教科書準拠問題集も学習し、学校の授業対策も万全です。
　本来学習をしなければならないこの時期に、“自分に合った学習方法”を身に付け、必要な量を十分に学習することが不可欠です。早い時期からの基礎固めは必ず子どもたちの将来に役立ちます。

　ただ、小学生の時期は無理にガツガツ勉強を課して勉強が嫌いになってはいけません。
　寺子屋～Will～では、受験に関係がない小学生の時期は、とにかく勉強の“楽しさ”を感じて欲しいと考えています。そのため誰でも気軽に塾で勉強ができるように、「地域子ども学習支援」として月謝をいただかず、以下の諸費用のみで通塾していただきます。この時期に学ぶことの楽しさをたくさん感じて成長して欲しいと考えます。

　　対象：　小学４年～６年生
　　指導教科：　算数・国語
　　指導曜日：　火曜日・水曜日・金曜日から週１回選択
　　定員：　各曜日８名
　　受講料（月謝）：　無料（地域子ども学習支援）

　※諸費用（教材・プリント代・施設費・維持費等）３,３００円／月（税込）のみお支払いいただきます。
　　入塾時や年度当初にまとめて教材費等をいただくことはしておりません。
　※小学部生で英語や速読を学びたい生徒は、オプションコースで受講可能です。

●私立中学受験講座

　地元「聖望学園」、「狭山ヶ丘」、「西武文理」、「星野学園」、「埼玉平成」などの私立中学を受験する生徒を対象にした講座で、志望校に合わせたカリキュラムを作成して、個別指導で学習を進めます。
　指導教科数によって通塾日数が決まります。２科目受験生は週２回、４科目受験生は週３回の通塾になります。曜日ごとに指導科目を決め、受験用教材を使用して、要点理解・問題演習に取り組みます。
　大手の中学受験塾に通塾しなくても志望校に合格できる実力を身に付けます。

　　対象：　小学５年生、小学６年生
　　指導教科：　算数・国語、社会、理科
　　指導曜日：　火曜日・水曜日・金曜日（２科目受験生は２曜日を選択）
　　定員：　各学年若干名
　　受講料（月謝）：　２科目受験生…１６,５００円　（１５,０００円＋税）
　　　　　　　　　　　４科目受験生…２２,０００円　（２０,０００円＋税）

　※他に諸費用（教材・施設費等）３,３００円／月（税込）が別途必要です。
　　入塾時や年度当初にまとめて教材費等をいただくことはしておりません。
　※「私立中学受験講座」の定員は「小学個別講座」受講生の人数により決定します。
　※一定の学力と条件を満たした生徒のみ受講可能です。受講可能かどうかは面談等によって決定します。
　　また、毎日家庭学習を課します。受験結果（合格）が保証できません。
　　家庭学習のできない生徒は受講をお断りしています。

　※当塾は常に指導に対して真剣に取り組んでいます。そのため、以下に該当する場合は退塾勧告をします。
　　●私語があったり、やる気が感じられなかったり、真剣に学習に取り組めない場合
　　●学習妨害、努力や向上心を阻害する言動を繰り返すなど、他の生徒に対して迷惑や悪影響を与えた場合
　　●課題を忘れるなど、指示されたことができない場合
　　●自分の怠慢・勉強不足が原因で「基礎力テスト」の不合格が続いた場合
　※入塾を希望していただいたにもかかわらず、定員を満たしてしまっていた場合はキャンセル待ちになります。
　　空きができ次第ご連絡を差し上げますが、空きができない場合もあります。あらかじめご了承ください。

●短期講習会（夏期講習・冬期講習）（オプション：有料）

　年に２回、学校の夏休み並びに冬休み中に短期講習会を開講します。
　専用の教材を使用して、主に今まで学習した学習内容の復習を行ない、基礎学力の定着を図ります。
　学校の授業もなく、比較的時間がとれる時期だからこそ、普段学習できない教科を学習したり苦手教科克服に取り組みたいところです。自分の将来の可能性を広げるためにも積極的に受講しましょう。

　　対　象：　小学４年～６年生　　
　　指導教科：　算数・国語・社会・理科・英語
　　受講料：　１６,５００円　（１５,０００円＋税）

　※受講は希望者のみになります。ただし、中学受験生は原則全員受講とします。
　※講習内容などの詳細は「受講要項」をご覧ください。「受講要項」は開講１ヶ月前から配布します。
　※定員に余裕がある場合に限り、外部生の参加を受け入れます。「受講要項」をご請求ください。
　※各種割引制度があります。

●速読講座（オプション：有料）

　小学部で速読を学びたい生徒の講座です。速読力を身に付け、潜在能力と処理能力をアップさせます。また様々な良書（偉人伝や心に響く話など）を読んで、健全に心と感受性を育み“人間力”を磨きます。
　受講した生徒は「テストで考える時間がいっぱいとれるようになった」、「気になる本を本屋さんで買わずに読めるようになった」、「社会や国語の勉強の時に速く読めて便利」、「一芸として友達に自慢できる」、「サッカーで全体の動きがよくわかるようになった」、「ピアノが初見で弾けるようになった」などの効果が上がっています。

　　対　象：　小学４年～６年生　　
　　受講料（月謝）：　４,４００円　（４,０００円＋税）

　※週にもう１日通塾していただく必要があります。

●小学英語講座（オプション：有料）

　中学内容につながる４技能＋文法／語彙の６技能の育成する講座です。英語への抵抗感をなくし、英語が好きになる児童を育てます。また、英語の基本的な文法事項も指導し、英文、単語を書けるようにします。
　授業ではネイティブ発音によるスピーキング、リスニングの練習も行ない、正しい発音を学ぶため、フォニックスを学びます。最終的には、１年目は英検５級、２年目は英検４級を目指します。
　近年の教科書大改訂で中学卒業までに学習する英単語数が最大1800語から2500語に増加しています。また、高校内容だった項目が中学に移ってきました。「大学入学共通テスト」においても、リスニングが“１回読み”になるなどかなり難しくなりました。小学での英語学習の重要性がますます増えてきています。中学入学後の英語学習にも余裕が生まれます。

　　対象：　小学５年～６年生
　　受講料（月謝）：４,４００円　（４,０００円＋税）

　※週にもう１日通塾していただく必要があります。
　※宿題（音読練習）用にご自宅にインターネット環境が必要です。
　※授業曜日は時間割を参照してください。

主な学習の流れ

家庭学習	出題課題（宿題）と「基礎力テスト」の対策

入　室	入退出メールで保護者も安心
	最初に「基礎力テスト」を実施
授　業	例題解説
	●新しく学習する内容の説明 ●入試対策用問題演習（私立中学受験生） ○演習前に「右脳」トレーニングを実施
演　習	問題演習
	●学習内容の問題演習＋補足説明 ●入試対策用問題演習（私立中学受験生） ○最後に「基礎力テスト」直しを実施
退　出	入退出メールで保護者も安心

家庭学習	出題課題（宿題）と「基礎力テスト」の対策